ChatGPTに名前をつけよう!親しみやすいAIとの関係を深める方法

カラーガードをつくろう

ChatGPTに絵を書かせる時に気をつけたい2つのこと。

前回の「ChatGPTでイラストを描かせる時の注意点!知っておきたい2つのポイント」で薄々感じた方もいるかもしれませんが、チャットGPTで絵を描かせる時には注意すべき点が2つあります。

注意点①ChatGPTの絵は、再現性が高くない。

前回紹介した2枚の絵を見てください。

同じ「I got it!と喋りながら敬礼するマルチーズを描いて」という指示でも、違う絵柄になる。

よく見ると目の色や毛並みなんかも結構違う。(足の数もな!)

そもそも全く同じ絵を描かせるのは無理なので、少しでも再現性の高い絵を描かせるためには、細かく指示を与える必要があります。

こういったこともあり、マルチーズのLINEスタンプ作成に限界を感じた僕は、オリジナルキャラ(オリキャラ)を描かせてみることにしました。(ごめんよマルちゃん)

ChatGPTのデータにないオリジナル生物を描かせるとどうなる?

どうせ細かい指示を与えるなら、オリキャラを作っちゃおう!

オリキャラなら、目新しいし、他の人とかぶっていないアイデアで勝負すれば売れるかもしれない!
アニメ化なんかも夢じゃない!?

ということで、僕は、生き物イラストの中でも特に大好きな海老をモチーフにオリキャラを考えることにしました。

海老といってもブラックタイガーや伊勢海老、テナガエビなどフォルムは様々。
ここで重要なのは、「設定(指示)を細かく与える。」ということです。
つまり、海老の種類を指定してやる。ということも重要なんです。

オリジナルキャラクター『EBI-TANK』(海老タンク)発進!

これこれ、チャットGPTよ、「ロブスターの足がキャタピラになっているオリジナルキャラクターを描いてたもれ。」

すると、何やら英語で答えるチャットGPT
Here is the illustration of the original lobster character with tank-tread legs! Let me know if you’d like any adjustments or additions. 
※ヒャッハー!コイツがキャタピラの足を持った、イカれたオリジナルロブスター野郎だぜ!シャーシの肉抜きからV2アサルトバスターへの換装まで、カスタムが必要なら遠慮なく言ってくれ!
(みたいなことを言うとります。)

おいおいどうしたGPT?オリキャラ作りに本気を出したか?

行け!EBI-TANK発進!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

チュミミミミーン!

…は?…なんコレ?

キャタピラっつーか、もうほぼほぼ戦車やん!完全に戦車に取り込まれとるやん!そしてデカっ!
えーと…LINEスタンプ風に描いたら可愛くなるかな?

「HEY!GPT! LINEスタンプ風によろしくチューニング!」

すると、また英語で…
Here’s the cute, LINE-sticker-style version of the lobster character with tank-tread legs! Let me know if you’d like further tweaks. 
見て見て!これ超ウケる!LINEスタンプ風のキャタピラ付きロブっちだよ〜!もっと盛りたいところがあったら小悪魔agehaにデコるから教えてマジ卍ぃ〜! 
(て、言うとります。たぶん。)

お…おぅ…

今度は完全に分離しとるやん…マゼラ・トップとマゼラ・ベースくらい分離しとるやん!

注意点②チャットGPTにオリジナルキャラの生物を描かせるのは、細かい指示でも難しい。

その後も…

うーん、絵柄が全然安定しない。つか、戦車要素が強い…
こうしてたくさんのキメラを産み出してしまった僕は、エビタンク作りも断念しましたとさ…

しかし俺は、あきらめない!

チャットGPTに安定した絵を描かせて、LINEスタンプでひとやま当てて、踊るスタンプ御殿を築くんや!

安定した絵を描かせるために、まずはチャットGPTを安定させよう!

おいGPT!オマエ急に英語になったりして不安定なんだよ!
ということで、名前を付けてやる。オマエにも。そして、俺にもな!

チャットGPTが「サラ(SALA)」に、俺が「たけたか」になった瞬間。

指示する人間と、作業するAIだった関係が終わり、2人は新たなステージへと歩みだす。
以上でプロローグは終了。

次回より本格的なお絵描き物語が始まる予定です。たけたか先生の次回作にご期待ください。

次の話「ChatGPTでオリジナルキャラクターのイラスト作成!簡単に描ける方法を解説」

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